中古住宅を購入する際は白蟻の土台に気をつけること!

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中古住宅の購入にあたって、慎重さが欠けると、後でいろいろトラブルが起きる事例は多いですね。

 

中古住宅を購入するに当たって、個人的にはそのことを承知しているつもりでしたが、うっかり見落としてしまうこともあります。

 

 

その物件が、家の部屋数は多く、各部屋クーラー付き、キッチンも近代的にリフォームしたばかりで、

ベランダも走り回れる位広く、庭も芝生が美しく、隣の家の距離は遠く、家は古いけれど日本瓦の頑丈そうな家で一目ぼれ的に気に入ってしまいました。

 

 

 

気に入りすぎて、細かいチェックがおざなりになり、遅ればせながら転居後、柱が一本かなり白蟻にやられていたことに気付きました。

 

 

ビックリして白蟻駆除を業者に依頼し、費用は20万円程かかりました。

 

すでに基本的なリフォームは済んでいて、諸々のリフォーム費用は80万位に達していました。

 

契約時に、リフォーム代金100万位は値引きしてもらっていましたので、その費用は賄えました。

 

 

その後、住むに当たって追加で玄関のタイル張りの交換、シロアリにやられた柱や土台の柱の一部修復、リビングの壁紙交換など別途出費が増えました。

幸い我が家の場合、土台はそう深刻ではなかったようでした。

 

が、下見をしても、土台の下までもぐることもできにくいものです。

 

それが失敗の元でしたが、このことは大事なポイントのようです。

 

  • ○中古住宅を購入する際には、この土台がどうなっているのか詳細に確認すること。
  • ○リフォーム費用が予想外にかかるということも含め念頭に入れておくべきこと。
  • ○中古住宅を購入する時には「抵当権や地上権などの権利を全て抹消する」ということを契約の基本。この確認はとても大事な条項になること。
  • ○中古住宅の場合、雨漏りと結露をチェックすること。これは、屋根裏と軒先の周りの雨染みを見ると分かる。
  • ○耐震性や耐久性にかかわる建物全体の構造をチェックすること。

 

以上が注意点ですが、中古住宅のメリットは、欠陥住宅がないことです。

ただ、一括して判定しきれない部分が多く、失敗をするケースもあるようです。

それゆえ、迷ったら、即時の契約は止めるという慎重さも必要なのだと経験上思ったしだいです。

ライファー