豆の効果や効能は?豆の色で栄養価が分かる

豆とは一般的に植物分類学上のマメ科に属するマメ科植物の種子のことで、世界には18,000種ほどあると言われています。

 

大豆、インゲン豆、ヒヨコ豆、小豆、落花生などは食用、加工用に利用されます。

 

豆類は体によい栄養素をバランスよく含んでいますので、毎日の健康づくりに欠かさず摂りいれたいものです。

wara-nattou

・赤い豆の種類や効果

(小豆・大正金時・ささげ・赤えんどうなど)

 

不溶性食物繊維を大量に含んでいます。

不溶性食物繊維は水にとけることなく、腸の活動を活発にして排泄を促して、便秘などの解消に役立ちます

便秘は万病のもとであり、時に腹痛、吐き気、食欲不振を伴い肌荒れにも大敵です。

 

・緑の豆の種類や効果

(枝豆・グリーンピース・空豆・さえんどう・さやいんげんなど)

 

ビタミンAとビタミンCが豊富です。

 

ビタミンのAとCには免疫力を強化する働きがあるので、これを摂ると体に抵抗力がつき風邪など引きにくい丈夫な体になります。

 

枝豆にはメチオニンという成分が含まれておりますが、血液中のコレステロールを下げ活性酸素を取り除く作用があります。

 

肝機能を高める作用もあるので、枝豆とビールというのは良い組み合わせなのです。

 

 

・黄色い豆の効果

(大豆など)

 

良質なたんぱく質をたくさん含み昔から「畑の肉」「山のまぐろ」と言われてきました。

大豆たんぱく質には悪玉コレステロールを低下させる働きあり血液をきれいにしてくれます。

 

またサポニン、レシチンという成分を含んでいます。

 

サポニンには体内で血栓を作り動脈硬化の原因となる物質の生成を良くする働きあり高麗人参にも含まれています。

 

レシチンは記憶力、学習効果を高めると言われています。

 

 

季節の変わり目に豆をぶつけて邪気を払う節分、豆には古来から私たちに欠かせないパワーがあるようです。

ライファー