冷凍で栄養価がアップ!する食品、厳選5つの野菜?

食品を長期保存したり、冷たさを維持する為に使われる冷凍庫。

普段あまり冷凍しない食品に、冷凍するだけで美味しくなったり、栄養価がアップしてしまうものがあるってご存知でしたか?

栄養価アップ編

 

・しいたけ/なめこ

生のまま冷凍庫に入れて凍らせると、旨み成分と呼ばれているものの一つ、

グアニル酸が増加するので、ただ冷凍するだけで勝手に美味しくなっちゃいます。

 

味だけでよければ、ほぼすべてのキノコ類は旨み成分が増えるので美味しくなると言えますが、

 

しいたけとなめこ以外のきのこ類ではフニャフニャな食感になってしまうので、歯触りも気にするかたは避けた方が良いかも知れません。

 

・しじみ

 

肝臓の働きを助ける作用を持つオルチニンが約4倍に跳ね上がります。

 

ボウルに塩分濃度3%(水1リットルに対して塩30g)程度の塩水を用意し、

 

しじみがボウルの底にぶつからないようにザル等に入れたしじみを2時間程漬けて砂抜きをしたら、少量ずつ小分けにして冷凍庫へ。

調理の際には冷凍庫から出したものをそのまま使いましょう。

 

・小松菜

水洗いをしたあと、しっかりと水気を切ってから冷凍庫へ。

使う時には冷蔵庫でゆっくりと解凍するか、常温で自然解凍をしてくださいね。

生のまま茹でるよりもビタミンCの含有量も増え、美味しさもアップします。

 

・ブルーベリー

そのままただ冷凍するだけで、眼精疲労やアンチエイジングで注目されている、ポリフェノールやアントシアニンやビタミンCが増えます。

 

・ニンジン

 

使いやすいサイズに切って、小分けにして冷凍するだけで栄養価がアップします。

ルティンで約3倍、βカロテンは約2倍、ビタミンCやポリフェノールも、生のものよりも高くなります。

 

・番外編

トマトも冷凍すると美味しくなると言われてはいますが、冷凍すると栄養価は若干下がってしまいます。

煮込み時間が短縮できるようになったり、凍ったままシャーベットのように食べられたり、酸味やエグミもやや下がるため、トマトが苦手な方でも食べやすくなるという点ではアリかも知れませんね。

ライファー